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【偏差値67】東工大付属科学技術

東京工業大学附属科学技術高等学校(とうきょうこうぎょうだいがくふぞくかがくぎじゅつこうとうがっこう)は、東京都港区芝浦三丁目に所在する国立高等学校。JR山手線・京浜東北線の田町駅から目の前にあり、大きな看板も見える。東工大附属の通称で呼ばれている。

概要
在学生の大半が理工系大学・学部を志望している。2002年度から3年間理数系教育重点校のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定され、2005年度より改めて2009年度まで5年間延長指定された。2004年度卒業生から国立では珍しい併設大学への推薦入学制度が導入されており、毎年10名程度が選抜されている。2008年・2009年には14名が東京工業大学へ進学した。特色化した教育課程が組まれている点から、人気は非常に高い。また高専との併願者が一定数存在する。

東京工業大学田町キャンパス内にあり、同じ敷地内にはキャンパス・イノベーションセンター東京も存在する(基本的に生徒は3年間入る事はない)。戦前には東京高等工芸学校(現千葉大学工学部)があり、その中に東京放送局(現NHK)の仮放送所が設置され、日本のラジオ放送の第一声がここから放送された。これを記念する「放送記念碑」と「千葉大学工学部発祥の地」と刻まれた碑が敷地内に建立されている。

校風は非常に自由で私服校である。校内の無線LANは生徒の使用が許可されている。エアコン等の設備もあり、特に持ち込み禁止となっている物はない。男女共学であるが、全校生徒に占める男子の割合が8割強と圧倒的に多く、男子校の様な雰囲気である。

基本的には文系科目である世界史・英語・古典等は大学受験で必要最低限の分野のみ履修する事になっている。その分数学を始めとする理系分野の授業は単位数が多く、分野に拠っては大学での講義レベルに達するものも存在する。また普通科目の授業と別のものとして東京工業大学教授らによる講義、他科学技術における倫理などを考える授業があり、それぞれレポートが課せられる。本校のレポートは、二学年からの専門分野の時から各分野独特のレポートが課せられ、提出しないと評定はつかない、レベルの高いものとなっている。また一部のレポートに関しては、そのレポートが優秀な場合に表彰されることもある。レポートの数は1人年間30以上で、勉強との並立をうまく考えなければならない。

従来は5学科(機械・電気・電子・工業化学・建築)だったが、組織・校名変更にあわせて2005年度入学者より5科が科学・技術科に統合され、その中で5つの分野(応用化学・情報システム・機械システム・電気電子・建築デザイン)に分かれることになった。1年時は共通の工業科目加え普通科高校と同様の授業を行い、2年時から各生徒の希望の分野に分かれる。分野決めは基本的に希望をとる方法だが、分野に偏りがあると成績順となる。その選考用に1年時の9月と2月に専門のテストを実施している。

特色
普通科もしくは高専とはかなり変わった校風にある。前述の通り校内はかなりの自由で特に規定というものはなく、すべては生徒自身の責任である。学園祭や体育祭といった一般的行事についても他一般校に比べて盛り上がりはなく、装飾関連の準備も前日からといった具合である。だがその分無駄な時間をとらず毎年きれいに終わるのが特徴である。

特別選抜
本校で2004年度から実施されている東京工業大学への推薦入学制度であるが、どのような観点で推薦者が決まるのか、本校外にあまり公示されていないのが現状である。第三学年になって全員行う課題研究内容。第三学年の8月に行われる高大連携教育活動「サマーチャレンジ」での大学側の評価。これは希望者の中で成績上位約50名が3日間の合宿を行うもので、科学技術高校としての知識・技術と大学への関心が問われ、プレゼンテーションや実習を通して直接大学の教授・准教授、その他が評価を下すものである。単に成績がよいだけでは通用せず、粘り強い積極性・集中力・思考力・発表力・決断力が要求される。

サマーチャレンジがこの特別選抜のメインであるが、その中でも第三学年で全員行う「課題研究」がさらに重要になってくる。この選抜の目的は普段のペーパー試験では判定できない専門的な能力について評価することであり、この課題研究はそんな能力をアピールするものでもある。単に総合的に成績がよいだけでは通用せず、粘り強い積極性・集中力・思考力・発想力・決断力・発表能力が要求される。 前述した「一定の成績」があまり高くないのはこの能力をみるためのものであるとも考えられる。しかし学力レベルの問題もあるので、実力テスト等の試験結果も考慮して10名選抜する仕組みになっている。 従ってこれは簡単なエスカレーター式の選抜制度ではないということである。      

教育課程
本科 (推薦入試は分野別募集だが、一般入試は一括募集で、2年進学時に希望・適性などから各分野へ分かれる)
科学・技術科
材料科学・環境科学・バイオ技術の分野(応用化学)
情報・コンピュータサイエンスの分野(情報システム)
システムデザイン・ロボットの分野(機械システム)
エレクトロニクス・エネルギ・通信の分野(電気・電子)
立体造形・ディジタルデザインの分野(建築デザイン:2008年度より、略称を改称)

専攻科(社会人を対象に夜間に授業を行う)
機械科
電気科
建築科
工業化学科
平成20年度入学者の卒業をもって専攻科は閉科となる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』東京工業大学附属科学技術高等学校



 
     
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