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【偏差値69】桐光学園高校(SA)

学校法人桐光学園(がっこうほうじんとうこうがくえん)は神奈川県川崎市に所在する学校法人である。小学校・中学校・高等学校を併設した校舎は麻生区に、みどり幼稚園及び寺尾みどり幼稚園は多摩区に所在。

中学・高等学校は1990年まで男子校であったが、翌1991年より女子部が設置され男女共学となる。しかし、校舎や教室などが男女で分かれているために、受験専門誌などでは男女別学と記載されることも多い。

初代校長は創立者の小塚 光治(名誉理事長)。理事長は小塚良雄。現在の学校長は伊奈博。生徒数は中学・高校を合わせて約3000名。なお本項ではこれ以降、特に記載が無い限り中学・高等学校について記述する。

教育方針および教育課程
中学校
全ての教科をバランス良く学習する中で自宅学習の恒常化を図り、健全な心身の育成を目的としている。また、中高一貫教育の利点を生かし、3年次には高校の授業内容を前倒しで学習する。
高等学校
選択科目等により、生徒一人ひとりの「学ぶ意欲」「学ぶ目的」にあったカリキュラムを設定。
2002年度以前に高等学校に入学した生徒は他の多くの進学校と同様に理数科と普通科とでクラス分けがなされていた。翌2003年度以降は、特進クラスに相当するSA(Super Advance)コースとA(Advance)コースとのコース制が採用された。外部進学者が受験する入試問題を内部進学者も受験し、優秀な成績を収めたものがSAコースに選抜される。更にそこから内部進学者と外部進学者とでクラス分けが行われる。また、男子外部進学者Aコースにはスポーツ推薦による入学者専用のクラスが1クラス設けられる。
2年次以降は定期試験の成績や本人の希望進学先を基に文I(国立文系)・文II(私立文系)・理I(国立理系)・理II(私立理系)に分けられる。よって、希望進学先の受験科目を集中的に学習できる等のメリットがある。また、文理各1クラスずつ成績上位者を対象に難関国公立大学合格を目的としたαクラスが設けられる。1年次は別のクラスであった内部進学者と外部進学者が合流する。

学習制度・プログラム
習熟度別レッスン制授業
実力差のつきやすい英語と数学に関しては、生徒の習熟度別に授業が分けられており、定期試験の成績でそれぞれのレッスンの上位数名と下位数名が入れ替わる制度を採用しており。授業内容や定期試験の問題がコースごとにより異なる。また年に3回実施される実力テストはコースに関わらず共通の試験を実施。なお、実力試験の成績優良者は氏名・成績が公表される。
10分間テスト
中学では隔週平日の中の3日もしくは5日(学年によって異なる)、毎朝10分間(試験時間5分、採点時間5分)を使ってテストを行う。20点満点で、8割(16点以上)に満たない生徒はその翌週、追試もしくは課題が課される。高校では英語のみ、毎週水曜日に行われる。学年でクラスごとの平均点や合格率、順位が発表される。
講習制度
毎日放課後に行われる通常講習の他に土曜講習、夏期自宅学習期間中に行われる夏期講習があり、苦手科目の克服から難易度の高い学習まで、目的に応じて生徒自身が受講する講習を選択する。成績上位者を指名して高度な内容を学習させる特別講習がある。なお、一部の講習は有料である。
外国人講師による英語指導
中学では週1回、通常授業の中にネイティブスピーカーによる英語授業が組み込まれている(英会話)。高校では通常講習の一環としてネイティブスピーカーによる講習を開講。
成績管理システム
模擬試験や定期試験の成績、偏差値、順位等が生徒1人ごとにコンピューターで管理され、成績の推移などから、受験大学の絞込みなどの進路指導に活用している。
定期試験
前期2回、後期2回の計4回行われる。得点率8割以上が優良点、3割未満が不良点となる。なお高校のみ、期末試験で不良点を記録した場合には後日追試が課せられる。追試は得点率6割で合格である。
大学訪問授業
有名国公立、私立大学・大学院の教授を招き、模擬講義を開催。土曜講習の4時間目に開催。

制服
デザインは中高共通であり、ジャージ、体操着、上履きは学年毎にラインの色が赤・青・緑と異なっている。

男子
冬は紺の詰襟で、夏はワイシャツにスラックス。学年毎に詰襟につける襟章の色(白・黄・緑)が異なる。

女子
冬服は、紺色のブレザー、ハイソックス、チェック柄(緑)のスカートとベスト。中学生はエンジ色、高校生は緑のリボンを結ぶ。
夏服はベストとスカート(色は共にグレー)、白のソックス(紺も可能)。
合服は、白のベストと紺色のハイソックス。

運動部
サッカー部(中高男子)
全国高校サッカー選手権大会5回出場(第72回・第74回・第75回・第85回・第87回)最高成績は第75回大会の準優勝
全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会8回出場(第29回・第31回・第35回・第37回・第38回・第39回・第42回・第43回)最高成績は第31回のベスト4
野球部(中高男子)
選抜高等学校野球大会1回出場(第73回)ベスト16
全国高等学校野球選手権大会3回出場(第84回・第87回・第89回)最高成績は第84回と第87回のベスト16
バスケットボール部(中高男子)
男子全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会2回出場(第57回・第61回)
男子全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会2回出場(第38回・第39回)
水泳部(中高男女)・・・12年連続インターハイ出場中
剣道部(中高男女)・・・平成19年度高校男子関東大会第3位
ラグビー部(高校男子)・・・平成19年度神奈川県大会ベスト8・神奈川県新人大会ベスト4

文化部
囲碁将棋部(中高男女)・・・第33期女流アマ名人戦優勝
文藝部(高校女子)・・・全国高等学校文藝コンクール5年連続入賞
ダンス部(中高女子)・・・全日本エアロビクスコンテスト出場
合唱部(中高男女)・・・NHK全国音楽コンクール神奈川県コンクール高等学校の部銅賞
技術工作部(中高男子)・・・ホンダ・エコパワー燃費競技全国大会連続出場

進学実績と傾向・課題
これまでに旧帝国大学の全てに、近年では東京大学理科三類(医学部)へも合格者を輩出している。また、私立大学は川崎・多摩地区などの小田急線沿線を中心に明治大学、中央大学、青山学院大学などの各大学のキャンパスが点在しているため、古くからこれらの大学へは多数の合格者を輩出してきた。近年では首都圏の横浜国立大学、早稲田大学、慶應義塾大学などの難関大学への現役合格者数を多数更新し続けている。更に指定校推薦の枠も多数獲得しており、大学によっては全国で最も多くの現役合格者数を記録することもある。神奈川県内のトップレベルの公立高校と比較しても充実した実績を挙げている。しかしその中で教育方針が徐々に理系に傾倒し、文系の進学実績では毎年苦戦を強いられてきた。加えて、私立大学と比較すると旧帝国大学を中心とした国公立大学の合格者数は決して多いとは言えず、それらの克服やさらなる合格者数の増加が今後の課題とされている。とは言え、難関大学への総合格者数は神奈川県内でもトップクラスであり、県内屈指の進学校としての地位は確立されている。県内に留まらず東京都からも多くの受験生が海城高校や巣鴨高校などの難関私立高校、難関国公立高校の併願で桐光学園を受験することから、今後の進学実績は更に上がるとの予測もある。

入試関連
学校見学は随時受付。担当教員が校内を案内
過去の試験問題・解答、平均点、試験結果などを学校ホームページにて公開
学校説明会を実施
文化祭・オープンスクールで個別入試相談を実施
オープンスクール・クラブフェアを実施
合格発表は中学校はホームページで当日、校内掲示は翌日。高校は翌日発表。

高等学校
推薦入試(専願推薦・Aコースのみ)では、作文と面接が課される。野球・サッカー・バスケットボール・剣道・水泳・ハンドボールで行われるスポーツ推薦入試(男子のみ)も募集人数に含まれる。また、推薦入試で合格した生徒は一般入試でSAコースを受験することができる。
一般入試は国語・数学・英語の筆記試験が午前中に行われ、午後は面接が課される。
いずれの入試も男子のほうが女子よりも募集人数は多い。
桐光学園中学校からの内部進学がある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』学校法人桐光学園


 
     
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