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【偏差値70】江戸川取手(医科)

江戸川学園取手中学校・江戸川学園取手高等学校(えどがわがくえんとりでちゅうがっこう・えどがわがくえんとりでこうとうがっこう)は、茨城県取手市西にある中高一貫教育を行っている私立の中学校と高等学校である。

概要
通称は江戸取(えどとり)。設置者は、学校法人江戸川学園である。儒教を基盤とした道徳教育に力を入れているが、進学実績に関しても茨城県内では上位に位置する進学校でもある。「ネット授業」にも力を入れており、学校ホームページには「全教科ポイント学習」のページもある。また「マスター奨学制度」と「飛び級制度」を設けている(後述)。

高等部1組・2組もは医学部歯学部を目指す生徒を集めた、通称「医科コース」なるクラスを一年時より編成し、大学入試センター試験における理科3科目(化学・物理・生物)に対応した授業など、医学部合格者を増やす努力をしている。

設置者の学校法人江戸川学園が設置する大学に江戸川大学があるが、近年においては、江戸川学園取手高等学校から学内推薦枠を希望する生徒は全くいない。また学校としても他大学の受験を奨励する傾向がある。なお、姉妹校には、東京都江戸川区の江戸川女子中学校・江戸川女子高等学校がある。

規律面に関しては、開校以来「規律ある進学校」を目指して努力している。そのため、校則や服装の規定が他校と比較して厳格である。また、同様の理由から「いじめは絶対に許されない」ということをモットーに掲げている。また、同校は後述する実践五項目の中の一つで、「挨拶」を行うように促している。そのため、生徒と教師の間では頻繁に挨拶が交わされている。

なお、2006年単位履修不足問題において本中学校では芸術や道徳の授業の未履修、高校においては倫理の授業など履修していない科目も含め、すべての教科が履修時間に達していないとして、茨城県教育委員会より指摘された。2008年12月には、茨城県労働委員会より、教職員労働組合に対する学校長の威圧的な言動や、組合員教員への賞与査定差別等が労働組合法上の不当労働行為と認定され、救済命令が発せられた。

飛び級制度
本校における飛び級制度においては、学籍自体に変動はない。成績優秀者が特定の科目(英語及び数学)に限り、本人及び保護者の希望によって1学年上の授業を受けることができるというシステムである。

道徳教育
一般的な“道徳”の科目とは異なる形の道徳教育を行っていることで知られる本校だが、それを支える標語として、『人格を磨けば、学力は伸びる』というものがある。

そのため現在の道徳の授業では学校という集団生活を営む中で道徳的実践力を育成することによる「人格の完成」を目指し、ベテランの教員が「福祉社会について」、「公共心・公徳心を養うために」などの講和を行っている。この授業を受講した生徒はノート1ページ分の感想文を書いた上で提出する(中等部1年、高等部より入学の高等部1年生のみ行われている)。

また、これとは別に全学年の各クラスで実施されるロングホームルームでは、各クラスの担任によってこれが行われる。感想文を1ページ分描いた上で提出する点は同様。

なお、かつて高橋鍵弥が校長の職にあった頃は、中等部1年生及び高等部1年生の一部(高等部からの入学者)に対して、“彼自身による講話”という道徳の授業が行われていた。生徒はこれを速記し、ノートに清書した上で感想を書き記して提出するというシステムを取っており、ノートに感想文を書くという点は現在も引き継がれている。現在では高橋鍵弥が校長職を辞している事や履修時間の不足という問題(2006年の単位履修不足問題において、中等部に関しても時間数の不足が指摘された)に対応する必要性が生じたことから、授業方針が変更されている。

現在ではLHRを1単位とする。私学の独自性を生かし、本来1単位一コマあたり50分で行われる授業時間ではなく、始業時間を早め、LHRのときのみ1コマ70分の時間を確保し、その充実を図っている。このように、LHRを1単位、総合的な学習の時間を2単位とし履修単位の不足を補っている。

所在地
茨城県取手市西1丁目37番1号

JR常磐線取手駅より徒歩25分。または江戸川学園行きバスで約5分。
関東鉄道常総線寺原駅より徒歩25分。
首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス守谷駅・つくば駅(つくばセンター)よりスクールバスを運行している。
鉄道路線が充実していることもあり、茨城県南部のほか柏市など千葉県東葛地域から通学してくる生徒も多い。

沿革
1976年 - 学校法人江戸川学園が、茨城県知事に江戸川学園取手高等学校の設置認可を申請する。
1978年 - 江戸川学園取手高等学校が開校する。
1980年 - 野球部が第62回全国高等学校野球選手権大会に出場。
1987年 - 江戸川学園取手中学校が開校する。
1989年 - 高等部の入学試験からスポーツ推薦枠を廃止。
1994年 - 高等部に医科歯科コースを設置(後に医科コースへ改称)。

進学先
東京大学、一橋大学、東京工業大学、東北大学、筑波大学等の上位国立大学や国公立大学医学部医学科、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、いわゆるMARCHと呼ばれる5大学などの私立大学への進学者を例年多く輩出している。

部活動
野球部は、設立から3年目の1980年に全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)に出場している。また、アメリカンフットボール部が茨城県の高校では唯一、関東高校アメリカンフットボール連盟に加盟している。

文化系の部活では、ディベート部が全国中学・高校ディベート選手権(ディベート甲子園)に例年参加しており、第1回大会の優勝校でもある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』江戸川学園取手中学校・高等学校


 
     
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